創業から丸2か月、3つの心の変化

2015.06.11社長業

創業からほぼ休みなく走り続けていますが、
この2ヶ月間で感じた心の変化をまとめたいと思います。

今までとは180度違う気持ち

創業をしてから丸2ヶ月が経ち、まだまだ落ち着く暇のない状況が続ていますが、
これまでと明らかに違う感覚を覚えています。

それは、お客様に喜んでもらうことにただただ必死であるということです。

正直、tnoはまだまだ足りないことだらけの会社ですが、
お客様に喜んでもらうことをずーっと考えながら働いています。

そして、お客様からありがとうって言われたときは、
鳥肌が立つほど、うれしさを感じるのです。

当たり前のことだけど、忘れがちな商いの基本のキを日々学んでいます。

「仕事だから仕方ない」なんて口が裂けても言わないし、言わせたくない。

「仕事だから仕方ない」この言葉を一度や二度、
いや耳にタコができるほど聞いたことがあるのではないでしょうか。
この言葉には2つの側面があると思っています。

一つは、自分自身に対する言い訳の意味です。
「仕事だから」という言葉に甘えて、何かを犠牲にしたり、テキトウにしたりしている自分に対する言い訳の言葉な気がします。

もう一つは、お客様からの落胆の意味です。
言い換えれば「あなたたちは所詮売上のためで、この程度なのね」
言われているようなもので、これをお客様から言われるようなことがあってはならないことだと思っています。

だからこそ、真摯にお客様と向き合う姿勢が必要なのだと思います。

自分が動かないと何も始まらない

会社の規模が前職に比べて、ぐーんと小さくなったせいか、
人と人の関わりをものすごく肌で感じています。

でも、よくよく考えてみると、人数も知名度も圧倒的に小さい会社なのに、
どうして、こんなにもコミュニケーションをとり、人との関わりがあるのだろうかと、考えてみたりもします。

きっとそれは、自分が動かないとビックリするくらい 何も始まらないし、何も変わらないからです。

例えてみると、スポーツジムにあるランニングマシーンを思い浮かべてみてください。

ベルトコンベアが動力によって動き、それに合わせて、足を動かす。
でも、これって自分で走っているのでしょうか?
それとも、機械によって走らされているのでしょうか?

仕事でも同じことが言えて、連続的に変化をし続けている環境にいると、
それが自分の力なのか、他人の力なのか、
それともみんなの力なのか、よくわからなくなってしまうことがあります。

いまのtnoには、ランニングマシーンのような効率的に体を鍛える仕組みはないけど、
前へ進むために、効率は悪くても小さなトレーニングを積み重ねて筋肉を付けていっています

そして、一歩前へ進めたときは、「あのとき、トレーニングしといてよかった」と感じるのです。
これはきっとランニングマシーンでは感じられない喜びなのかもしれません。

ただし、徐々に仕組みを創るっていくことが必要で、
既に仕組みがあることはとても恵まれていたことだったなぁと感じています。

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